どうも☆
書道チェッカーですぅ!!

今日も用語を1つ紹介しましょう!

今日は『字』について。

『字』

字(あざな)とは、主に中国で使われている人名の呼び名です。
中国では、
男子20歳で冠着け字を持ち、
女子15歳でかんざしを着け字を持った。
日本でも学者や文人がマネをして字を用いました。

なぜ、わざわざ、また呼び名を付けるかというと
親から貰った名前(諱)は親や君主のみが使い、
それ以外の人物が諱を使う事が無礼とされていたから。
目上の人でも敬意を払い、字を使っていたといわれています。

親から貰った名前は、とても尊重されていたのでしょう。

親への敬意を感じます。

例)
劉備玄徳=劉が姓で、備が諱、玄徳が字。
諸葛亮孔明=諸葛が姓で、亮が諱、孔明が字。
 
ってことですね☆

ちなみに、
『諸葛亮孔明』は文面などには使うけど
普段は諱+字の呼び方はしません。
親や君主から『諸葛亮』
その他大勢からは『孔明』に役職などを付けて、呼ばれていたってことですね!
役職を付けないのも無礼になったそうです。

孔明にあった時には
くれぐれも諸葛亮なんて軽々しく使わない様にしてください(笑)

今日はここまで!